お墓を先祖代々受け継いでいる家では、「そろそろお墓のリフォームかも?」と思うこともあるはずです。墓石に使用されている石材はたいてい、耐久性が高いのでお墓を建ててまだ数年しか経っていない場合は劣化することはありません。しかし、何十年という年月を重ねれば、墓石にひびが割れたり傷ができたり、はたまた傾いたりして劣化することがあります。そこで、こちらではリフォームしたほうがいいか見極めるポイントをご紹介します。
① 墓石の傷・ひび割れ
墓石・石塔にひびが割れていたり、角がかけていたりした時、または墓石が風化し汚れが目立った場合は、リフォームする必要があります。リフォームをすることで建てた当時のようにピカピカになります。
② 墓石のズレ・傾き
墓地の地盤が弱かったり、過去に地盤沈下が起こった場所に墓石がある場合、ズレる可能性が高いといえます。ズレたり傾いたりしている時はそのまま放置にしていると墓石が倒壊する恐れがあるので危険です。
③ 墓石の隙間
墓石の軸石と土台の間に隙間ができてしまった場合、そこからシミやカビができやすくなります。いくら耐久性が高い墓石が使われているといっても、建ててから何十年も経つ墓石の場合は劣化が進んでしまうので、早めに直す必要があります。
④ 付属品の劣化
香炉や花立、供物台も、墓石を建てたのと同じ年数が経っているのでヒビが入ったり、劣化して錆びている場合があります。そのような部分もしっかりとリフォームするとお墓参りする時にも気持ちよく行うことができます。
この4点をよくチェックして、どれか1つでも当てはまれば、それはリフォームする必要があるということです。特にこの中でも、墓石のズレ・傾きは深刻なものです。地震大国の日本ですから、いつ大きな地震が突然来てもおかしくない状態です。その時に備えて、すこしでもズレや傾きがあったら一刻も早くリフォームを考えましょう。
お墓のリフォームは石材店に頼みます。石材店の中でも、耐震施工に最も力を入れているところに依頼をすれば、頑丈な墓石にリフォームすることができます。耐震施工に力を入れている石材店といえば、埼玉の霊園の墓石の施工を行っている和泉家石材店などが挙がります。こちらでは、今後「お墓が傾いてしまった」ということがないようにそれぞれの墓地の地盤に合わせて最適な工法でお墓のリフォームを行います。リフォームをする際は、それぞれの石材店で耐震施工はどのように行っているかを詳しく見て比較すれば、これからまた何十年ももつ、頑丈なお墓にリフォームすることができるはずです。