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現代人に合ったお墓のスタイル「納骨堂」とは?

お墓は先祖代々の…という考えにこだわる人も少なくなりつつある昨今、ライフスタイルに合ったお墓を求める人たちが増えてきました。そんな現代のライフスタイルに合った新たなお墓のカタチとして注目を浴びているのが納骨堂です。

納骨堂とは、読んで字のごとく「納骨」のための「お堂」になります。室内にあることが一般的で、一つの建物の中に複数の骨壺が収納されています。よく言われることなのですが、従来のお墓が一軒家に相当するものだとしたら、納骨堂は集合住宅のようなものをイメージして頂ければわかりやすいはずです。強いて言うなら、納骨堂=分譲マンションでしょうか。

納骨堂のほとんどは33回忌までなど安置期間が決まっています。また、安置期間経過後については、永代供養墓に埋葬されるのが一般的です。納骨堂には、駅のロッカータイプのようなものから立体駐車場のようなものまで幅広く種類がありますが、運営元で分けると3種類に分けられます。寺院が運営する納骨堂、自治体が運営する公営納骨堂、宗教法人・財団法人・社団法人が運営する民営納骨堂があります。この際に、寺院納骨堂でたびたび心配されるのが檀家問題です。結論から述べると、寺院納骨堂に埋葬されるには檀家になる必要はほぼありません。ですから、年間の管理費用以外にお布施などはないので安心しましょう。

やはり寺院納骨堂は人気があります。やはりお墓は寺院と結びついていた方がありがたみがあるからでしょう。墓石があって、区画があってという従来のお墓の形があるので民間の霊園などにはあまり感じませんが、やはりお墓という形が無くなってしまうと、どうしても寺院というものへの結びつきが欲しくなのではないでしょうか。ただ、寺院納骨堂も最近では民間納骨堂と変わらないシステムやサービスが提供されているところも珍しくないので人気はますます高まっているようです。よくメディアでも紹介されている東京都内の納骨堂では、AVシステムを備えた最新の設備を提供しています。寺院自体も歴史があり、都心部に所在することから人気のようです。

どういう納骨堂で、どこが運営してて、納骨堂を選ぶ際にはそこはチェックするようにしておきましょう。