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初盆も大切な行事です

初盆は忌開け後初めて迎えるお盆です。

 

もし、お葬式後四十九日忌が終わっていなければ翌年が初盆となります。その時の注意点ですが、服装は喪服が常識ですが、暑いときなので地味な服装でもよいでしょう。

 

準備は例年のお盆と変わりませんが、個人にとって初めてのお盆なので丁寧に準備するべきです。準備のし方は、地方や宗派によって違いますので、檀那寺の住職に詳しくは聞いてみことをおすすめします。初盆の時だけ白い提灯を使いますが、白い物はこの年しか使えませんので、最近は、最初から絵柄のついた提灯を用意する事が多くなりました。この提灯は、近い親族が送る場合が多いのです。沢山の親族がいる場合は、先方にきいてみるのもいいことです。また、提灯代として現金を包んでもいいのです。

ただ招く側は、十三日、十四日、十五日とお霊具膳を作ります。お経をあげに来てくれた住職さんには御布施を包みます。金額は1万円から3万円くらいです。例えばお寺が遠いときなどは、金額が高くなります。(例年のお盆では3000円から1万円くらいです)初盆のお参りに行く場合はふつうは品物のお供えをしますが、ときには、ご仏前として現金を包む場合もあります。
お供えをもらった側は挨拶やお礼だけで十分ですが、時には、志として品物のお返ししをしてもいいのです。始めて帰ってくるご先祖さまです。家族や近い親族が集まっておもてなしをしてさしあげましょう。