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墓石選びは慎重に行うべきもの

お墓は故人の来世の住まいです。

 

墓石を建てる人や故人の感性や価値観を生かしたデザインにするというのが、近年の主流となりつつあります。従来スタンダードと言われたものに、必ずしも沿った形でなくてはならないという意識は薄れています。現代墓と言われるものになりますが、その中で留意されているものはデザイン性はもちろん、安全性や使い勝手の良さといった面からも配慮が必要とされています。特に配慮すべき注意点は安全面ですので、やはり建てる側の意向と専門家の意見との兼ね合いで安全性は追求できるものでしょう。

 

日本には古来から生前にお墓を建てるという風習があり、これを寿陵といいます。時代時代の権力者も、生前にお墓を建てるということが広く行われていました。一族の繁栄や長寿を投げう儀式として、古くより縁起がいいものとされてもいました。自分の第二の住処となるものですから、自分が気に入ったものを建てるという面や税金の観点からも、この寿陵は有益な形と言えます。

 

墓石の石に関しても様々な特性や色合いや風合いがありますので、お墓といえど一言では言い表せません。アフターケアにコストがかからない墓石を選ぶことも、残された遺族への配慮になります。